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赤ちゃんのお昼寝には畳がおすすめ

以前のコラムで和室での子育ての相性と注意点をご紹介させていただきましたが、今回は特に赤ちゃんのお昼寝に焦点をあててお勧めの点と注意点を改めてご説明したいと思います。

以前のコラム:
赤ちゃんには畳がおすすめ!和室での子育てとの相性と注意点を紹介 | 畳のミカタ.com

畳の吸湿性・放湿性

まずは畳の吸湿性・放湿性です。

赤ちゃんは体温調節機能が未発達で大人ほど上手に体温調節ができません。その為、寝ている間に汗をかいて汗疹(あせも)等の肌トラブルが起きる、汗が冷えて「寝冷え」をしてしまう等の心配があります。

ベビー布団等の寝具でお昼寝をすると、皮膚同士が擦れ合う場所(肘や膝の裏側、脇の下等)や寝具と接している場所(後頭部や背中)は汗をかいても蒸発しにくく、特に汗疹ができやすいので注意が必要ですが、畳は吸放湿性に優れており汗をかきやすい赤ちゃんのお昼寝場所にお勧めです。

畳の吸音性

畳に使われているイ草はスポンジのような構造をしており、繊維には空気が含まれています。
この空気が室内の音を吸収してくれるのでフローリング等の床材よりも音が響きにくいのです。

お昼寝をしている赤ちゃんの周りを歩く足音もあまり気を遣わずに済みます。

また、お昼寝に限らず、畳はフローリングに比べて柔らかくクッション性があるので、赤ちゃんがハイハイする時も膝や手をカバーして身体への負担を軽減してくれます。
表面は滑り止めの効果があり、安定してハイハイをできるので安心です。

ハイハイの練習に適した床は、柔らかさとクッション性、滑り止め効果が重要なポイントなので、畳のある和室はハイハイを始めた赤ちゃんのベビースペースに適していると言えます。

ここまで赤ちゃんのお昼寝に畳がお勧めの点を説明してきましたが、次に注意する点をご説明します。

注意点① カビ・ダニ

畳は、対策を怠るとカビやダニが発生しやすい、というデメリットがあります。

カビ・ダニが繁殖しやすい条件は温度が20~30℃で湿度が70~80%以上あり、栄養源となってしまうゴミや汚れ(アカ・フケ・食べかす・髪の毛等)があることがあげられます。
室内の換気をすることと、掃除をして清潔に保つ事が大切です。

畳にカビが発生してしまった場合の取り方や畳の日常的な掃除機のかけ方等、畳のお掃除方法は以前のコラムもご参照ください。

畳・襖・障子・網戸の日頃のお手入れ方法について

お手入れのしやすさを重視して選ぶなら樹脂の畳表がお勧めです。天然のイ草に比べて変色が少なく、耐久性にも優れています。また、カビやダニの発生もしにくいので安心です。

注意点② 汚した際は素早く掃除をする

畳の上に液体をこぼしてしまった等、汚した際はなるべく早めに掃除をする事が重要です。
時間が経過する程、内部に汚れが入り込んでしまいます。

もし、よだれや吐き戻しで汚してしまった場合は、汚れをふき取りその上に塩を撒いて、塩が水分を吸ったら歯ブラシで塩をかき出し掃除機をかけます。

最後に雑巾で拭き取りましょう。

もし畳を頻繁に汚してしまう場合は、前項目でもご紹介したお手入れのしやすい樹脂の畳表を検討されてみてはいかがでしょうか。
樹脂の畳表は水や汚れに強く、水拭きも可能な為お掃除が簡単です。

畳のミカタの樹脂畳のページも是非ご参照ください。

樹脂畳|畳のミカタ

まとめ

今回は赤ちゃんのお昼寝に畳がお勧めの点を中心にご紹介させていただきました。

お母さん、赤ちゃんにとって快適で安心して過ごせる環境を整える参考になさってください。

畳のミカタ.comでは天然イ草の他に樹脂や和紙等の畳も取り扱っておりますので、ご検討の方はお電話・HPからお気軽にお問い合わせくださいませ。

℡:0120-91-9764

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